Sonyがメモリーカードの販売終了を発表した。対象はSDカードとCFexpressの両規格。長年カメラ用ストレージの主要サプライヤーとして業界を支えてきたSonyの撤退は、写真・映像業界に波紋を広げている。在庫がなくなり次第、順次販売を終了する方針。
プロカメラマンや映像制作者にとって、Sonyのメモリーカードは信頼性の代名詞だった。特にCFexpress Type Aカードは、Sony製カメラとの相性が最適化されていたため、代替品の選定が急務となる。
現時点で主な代替候補は以下の通り。
Sony製カメラのユーザーがサードパーティ製カードに切り替える際は、書き込み速度と互換性の検証が不可欠。
背景にあるのは、ストレージ事業の構造変化。スマートフォンの内蔵ストレージ大容量化により、コンシューマー向けSDカードの需要は年々縮小している。プロ向け市場は残るものの、市場規模としてはSonyが注力するセンサー事業やゲーム事業と比較して優先度が低い。事業の選択と集中という判断。
メモリーカード市場は寡占化が進む見通し。SanDiskとLexarの2強体制になる可能性が高く、価格競争の鈍化が懸念される。一方、クラウド直接転送やカメラ内蔵SSDといった次世代ストレージの台頭も見逃せない。物理メディアからの脱却が加速するきっかけになるかもしれない。
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