Googleは2026年3月、Android Developer Verificationを全開発者向けに段階的にロールアウトすることを発表した。Play ConsoleおよびAndroid Developer Consoleでの検証手続きが即座に開始される。この制度はマルウェアの拡散を防ぐため、開発者の身元確認と登録を義務付けるもの。
Googleの最新分析によると、サイドロード(Google Play以外からのインストール)からのマルウェアは、Google Play経由のマルウェアと比較して90倍以上多いことが判明した。Androidは「誰のためのプラットフォーム」という開放性の原則と、ユーザーの安全性確保のバランスが課題となっていた。この問題に対応するため、複数月にわたってコミュニティとの協議を経て、検証制度の設計を改善したという。
ロールアウトは段階的に進行する。開発者向けの検証ツールは即座に利用可能となり、2026年9月にブラジル、インドネシア、シンガポール、タイでユーザー側の保護機能が先行導入される。その後、2027年にグローバル展開予定。大多数のユーザーは年内はアプリのインストール体験に変化を感じない設計となっている。
Google Play経由で配布する開発者については、Play Consoleで身元確認を完了しているかどうかが確認される。
Play Console以外でアプリを配布する開発者はAndroid Developer Consoleでアカウント作成し検証を開始できる。
Androidの多様な利用形態に対応し、開放性とセキュリティのバランスが考慮されている。ユーザーが未登録アプリをインストールしようとする場合、ADBまたは新しい「advanced flow」の使用が要求される。これにより、セキュリティ基準の維持と利用者の柔軟な選択肢の両立を図る設計となっている。
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