github copilot 料金って結局いくらで、どのプランを選べばいいの?」——2026年に個人向けがクレジット/従量制へ再編され、旧来の「一律$10で無制限」が過去のものになった今、この問いはかつてより難しくなりました。本記事は、GitHub Copilotの料金・プラン比較に特化して、個人のFree/Pro/Pro+/Maxから法人のBusiness/Enterpriseまでを一枚で判断できるように整理します。導入や設定・使い方の手順は別記事「GitHub Copilot 使い方ガイド2026」にまとめているので、そちらと棲み分けてご覧ください。

GitHub Copilot 料金の早見:個人Free/Pro $10/Pro+ $39/Max $100、法人Business $19・Enterprise $39
github copilot 料金の全体像(2026年7月7日時点)。個人はFree/$10/$39/$100の4段、法人はseatあたり$19/$39の2段。変動しうるため最新は公式で確認。
この記事のポイント(2026年7月7日時点)
  • 個人プランはFree $0/Pro $10/Pro+ $39/Max $100。ProとPro+にはプレミアムリクエストの月間枠(300/1,500)があり、超過は$0.04/リクエスト
  • 法人プランはBusiness $19/seat/Enterprise $39/seat。監査ログ・SSO・コンテンツ除外など統制機能で差がつく。
  • ・2026年にリクエスト制→クレジット制へ移行。旧「一律$10で無制限」は終了し、重いモデルほど枠の消費が速い倍率制に。
  • ・Cursor(Pro $20)・Claude Code(Max $100〜)・Windsurfとは課金思想が別物。月額だけでは高い/安いは決まらない。

GitHub Copilot 料金の全体像(2026年7月版・個人+法人の早見表)

まず、迷ったときに立ち返る「早見表」から押さえます。GitHub Copilotの料金は、大きく個人(Individual)向けの4プランと、法人(Organization)向けの2プランに分かれます。個人はFree・Pro・Pro+・Maxの4段、法人はBusiness・Enterpriseの2段です。ここを最初に地図として頭に入れておくと、以降の細かい機能差の話が迷子になりません。

個人4プランと法人2プランの全体マップ:Free/Pro/Pro+/Max、Business/Enterprise
Copilotの料金は個人4段+法人2段の計6プラン。個人はクレジット/従量、法人はseat課金+共有クレジットという骨格。

github copilot 料金を一枚にまとめると、次のようになります。個人と法人を横並びにした早見表です(すべて2026年7月7日時点の公式値。変動するため最新は公式で確認してください)。

区分 プラン 月額 対象 プレミアムリクエスト枠 ひとことで
個人 Free $0 個人・学習・お試し 限定(自動モデル選択) まず無料で試す層
個人 Pro $10($100/年) 個人開発・実務 月300・超過$0.04/req 迷ったらここが基準
個人 Pro+ $39 上位モデル多用の個人 月1,500・Opus等・監査ログ Proの4倍枠+上位モデル
個人 Max $100 エージェントを重く回す個人 月$200相当クレジット 個人の最上位(2026新設)
法人 Business $19/seat チーム・中小組織 チーム管理・ポリシー制御 集中管理の入口
法人 Enterprise $39/seat 全社・大規模組織 新モデル優先・大きいプール 統制と優先度の最上位

この表だけで、多くの人の「結局いくら?」には答えが出ます。個人で仕事に使うならProの月$10が基準線、上位モデルや大量のエージェント実行を回すならPro+やMax、チームで導入するならseatあたり課金のBusiness/Enterprise、という骨格です。以降のセクションでは、この6プランそれぞれの「何が含まれ、何が違うのか」を、料金の観点から一段掘り下げていきます。

ここで一点、2026年の重要な前提を先に共有しておきます。かつてのCopilotは「Proに入れば補完もチャットも実質使い放題」というシンプルな世界でした。ところが2026年に個人プランがクレジット/従量制へ再編され、プレミアムリクエストという新しい単位で「上位モデルや高度な機能を使った回数」を数えるようになりました。同じ月$10でも、以前とは「何にいくら」の内訳が変わっています。この改定の中身は後半の専用セクションで詳しく扱いますが、料金比較を読むうえでの土台としてまず頭の隅に置いておいてください。関連して、Cursorとの実務的な比較は「Claude Code vs Cursor 徹底比較2026」でも触れています。

個人プラン比較|Free・Pro・Pro+・Max のcopilot 料金と選び方

ここからは個人向けのcopilot 料金を、Free・Pro・Pro+・Maxの4プランで比較します。多くの読者にとって、まず判断が必要になるのはこの個人4段のどこに入るか、です。結論から言えば「Freeで試す→物足りなければProが基準→上位モデルや大量実行が要ればPro+/Max」という順に検討するのが実務的です。

個人4プランの料金階層:Free $0 / Pro $10 / Pro+ $39 / Max $100
個人向けgithub copilot 料金の4段。金額が上がるほどプレミアムリクエスト枠と使える上位モデルが増える。数値は2026年7月7日時点。

Free($0) は、コード補完がおおよそ月2,000回まで、加えて限定的なチャットとプレミアムリクエストが使えるプランです。モデルは自動選択で、細かい指定はできません。学習用途や「まず使用感を確かめたい」段階には十分ですが、業務で毎日使うと補完回数の上限に早めにぶつかります。「無料でどこまで?」という問いに対しては、個人の学習・お試しはカバーするが、実務の常用には足りない、というのが正直なところです。

Pro(月$10・年払い$100) は、個人が仕事で使うときの基準線です。Freeの補完上限が事実上取り払われるうえ、プレミアムリクエストが月300回付きます。超過分は1リクエストあたり$0.04の従量課金です。さらに重要なのは、Claude CodeやCodexといった3rdパーティのコーディングエージェントとの連携に対応する点で、「Copilotの補完+別のエージェント」という組み合わせが個人でも組めます。月$10で最新の補完・チャット・一定量の高度機能が使えるため、迷ったらまずここ、という位置づけです。

Pro+(月$39) は、Proのプレミアムリクエストが月1,500回(Proの約4倍相当)に増え、Opusなどのプレミアムモデルが使え、監査ログなどの追加機能が付くプランです。上位モデルを日常的に多用する、あるいはエージェントを頻繁に回してProの月300枠では足りない、という人向けです。月$39は決して安くありませんが、超過課金でジワジワ増えるより、最初から大きい枠を持つほうが結果的に読みやすい、というケースでは合理的な選択になります。

Max(月$100) は、2026年に新設された個人向けの最上位です。月$200相当のクレジットが付き、最新モデルへの優先アクセスが得られます。個人でありながらエージェントをかなり重く回す上級者、たとえば長時間の自律実行や大規模なコードベースを相手にする使い方を想定したプランです。月$100はClaude CodeのMax(月$100〜、Claude Pro/Max プラン比較参照)と同じ価格帯で、ここまで来ると「Copilotで完結させるか、他社エージェントに寄せるか」を思想レベルで比べる段階に入ります。

個人4プランの機能差を、料金の観点で整理すると次のようになります。

項目 Free Pro Pro+ Max
月額 $0 $10 $39 $100
コード補完 約2,000回/月 実質上限なし 実質上限なし 実質上限なし
プレミアムリクエスト 限定 月300 月1,500 $200相当クレジット
超過課金 $0.04/req $0.04/req クレジット消費
モデル選択 自動 幅広い Opus等の上位含む 最新モデル優先
監査ログ あり あり
3rdパーティエージェント 連携可 連携可 連携可

選び方をひとことでまとめると、「Freeで試す→常用ならPro→上位モデルや大量実行が要るならPro+→個人で最大限回すならMax」。使用量が読めない最初のうちは低いプランから始め、超過課金がどれくらい出るかを見て一段ずつ上げるのが、無駄のない進め方です。特にProからPro+への引き上げは「超過$0.04が積み上がって月$39を超えそう」が目安になります。

法人プラン比較|Business・Enterprise のgithub copilot 料金と機能差

チームや組織で導入する場合は、個人プランではなく法人(Organization)向けのseat課金になります。ここでのgithub copilot 料金はBusinessが1ユーザー月$19、Enterpriseが1ユーザー月$39です。個人プランとの一番の違いは金額そのものより、「誰が何をできるかを組織として統制する機能」が入る点にあります。

法人2プランの比較:Business $19/seat と Enterprise $39/seat の機能差
法人向けgithub copilot 料金。Business($19)は集中管理の入口、Enterprise($39)は新モデル優先と大きいクレジットプールが上乗せ。seatあたり課金。

Business($19/seat/月) は、チーム導入の入口です。個人プランにはない集中管理・ポリシー制御が入り、組織として「どのモデルを許可するか」「どのリポジトリでCopilotを使うか」を管理者がコントロールできます。広いモデルカタログコンテンツ除外(特定のファイルやパスをCopilotの参照対象から外す)、監査ログといった、業務利用で必要になる統制機能が揃います。少人数から中規模のチームで「まずは統制された形でCopilotを配りたい」なら、Businessが基本になります。

Enterprise($39/seat/月) は、Businessの全機能に、新しいモデルへの優先アクセスより大きいクレジットプールなどを上乗せした最上位です。全社導入のように利用者が多く、かつ最新モデルをいち早く・大量に使いたい大規模組織向けの位置づけです。BusinessとEnterpriseは「できること」が大きく断絶しているというより、Businessの土台に大規模・最新志向の強化が乗るという関係で理解すると分かりやすいです。

法人2プランの違いを、導入判断に効く軸で並べます。

項目 Business Enterprise
月額 $19/seat $39/seat
対象規模 チーム・中小組織 全社・大規模組織
集中管理・ポリシー あり あり
コンテンツ除外 あり あり
監査ログ あり あり
モデルカタログ 広い 広い+新モデル優先
クレジットプール 標準 より大きい
SSO/SAML 対応 対応

法人プラン選びの実務的な指針は、「統制機能はBusinessで足りることが多い。Enterpriseは『最新モデルへの優先度』と『組織全体で回す共有クレジットの大きさ』に価値を感じるかで判断する」というものです。監査ログやコンテンツ除外、SSOといった基本的なガバナンス要件はBusinessでも満たせるため、まずBusinessで始め、モデルの最新性や利用規模が効いてきた段階でEnterpriseへ、という段階導入がコストを抑えやすい進め方になります。企業導入で具体的に何を確認すべきかは、後半の「企業導入の注意点」セクションで掘り下げます。

他社と比較|Cursor・Claude Code・Windsurf との料金・思想の違い

ここまでCopilot単体で見てきましたが、「CursorやClaude Codeと比べて高いの?」は多くの読者が気にする点です。結論を先に言うと、月額の数字だけで高い/安いは決まりません。各社は課金の考え方(何にお金を払うのか)がそもそも違うからです。ここを揃えて比べないと判断を誤ります。

Copilot・Cursor・Claude Codeの料金と思想の比較:補完中心・IDE一体エージェント・ターミナル自律
Copilot/Cursor/Claude Codeは価格だけでなく課金思想が別物。補完+プレミアムリクエスト、含まれるモデル枠+従量、サブスク枠内CLIエージェント。

3社(+Windsurf)の個人向け起点プランを、料金と課金思想で横並びにすると次のようになります(2026年7月7日時点の各社公式値。変動するため最新は各社公式で確認してください)。

ツール 個人の基準プラン 月額 課金の考え方 得意領域
GitHub Copilot Pro $10 補完+プレミアムリクエスト枠(超過$0.04/req) エディタ内の補完・チャット中心
GitHub Copilot Pro+ / Max $39 / $100 大きい枠・上位モデル・クレジット 個人で上位モデル/エージェント多用
Cursor Pro $20 含まれるモデル利用枠+超過オンデマンド従量 IDE一体のエージェント体験
Cursor Pro+ / Ultra $60 / $200 より大きいエージェント利用枠 重いエージェント運用
Claude Code Max $100〜 サブスク枠内でCLIエージェントを回す ターミナルの自律エージェント
Windsurf (別記事参照) Cascadeエージェント中心 エージェント型IDE

GitHub Copilot は、出発点がエディタ内のコード補完で、そこにチャットやエージェント(プレミアムリクエスト)が乗る構造です。月$10という入口の安さが強みで、「補完中心にまず安く始めたい」なら最有力です。一方でエージェントを重く回すとプレミアムリクエストを消費し、Pro+($39)やMax($100)、あるいは超過課金でコストが積み上がるため、「安いのは入口であって、使い方次第で中位になる」点は理解しておくべきです。

Cursor は、Copilotより高い月$20(Pro)が起点ですが、思想が違います。CursorはIDE一体のエージェント体験が中心で、プランには「含まれるモデル利用枠」があり、超過はオンデマンド従量(後払い)です。Sonnet 5やGPT-5系など各社のフロンティアモデルを選んで使えます。Cursorの料金体系の詳細は姉妹記事「Cursor 料金ガイド2026」にまとめています。Copilotとの実務的な使い勝手の違いは「Claude Code vs Cursor 徹底比較2026」も参考にしてください。

Claude Code は、AnthropicのCLI型自律エージェントで、ターミナルでコードベースを丸ごと相手にする使い方が中心です。実用ラインはMax(月$100〜)で、サブスクの枠内でエージェントを回す設計です。CopilotやCursorが「エディタ/IDEの中」で動くのに対し、Claude Codeはターミナル起点という点で体験が大きく異なります。CopilotのPro($10)で3rdパーティ連携としてClaude Codeを併用する、という組み合わせも可能で、必ずしも二者択一ではありません。API従量で細かくコストを見積もりたい場合は「Claude API 料金計算ガイド2026」も合わせてどうぞ。

Windsurf は、Cascadeというエージェントを核にしたエージェント型IDEで、Cursorと近い立ち位置にあります。詳細なレビューと料金は「Windsurf(Codeium)Cascade レビュー」にまとめているので、Cursor・Copilotと三つ巴で比較したい場合はそちらを参照してください。

まとめると、「補完中心で安く始めたいならCopilot、IDE一体のエージェント体験ならCursor、ターミナルで自律エージェントを回すならClaude Code」という棲み分けになります。月$10のCopilot Proが最安に見えても、エージェントを重く使えばプレミアムリクエストの超過や上位プランでCursor並みのコストになり得ます。自分がどう使うか(補完中心か、エージェント中心か)を先に決めてから、その使い方での実コストで比べるのが正解です。

2026年の料金改定|リクエスト制からクレジット制へ

ここが本記事の意外な事実にあたるセクションです。「Copilotは月$10で使い放題」というイメージを持っている人は少なくありませんが、2026年にその前提は変わりました。個人プランがリクエスト制からクレジット/従量制へ移行し、料金比較の読み方そのものが変わっています。

料金改定:旧『一律$10で無制限』から、プレミアムリクエスト枠+超過$0.04/reqのクレジット制へ
2026年の改定でリクエスト制→クレジット制へ。ProもPro+も月間のプレミアムリクエスト枠を持ち、超過は従量。重いモデルほど枠の消費が速い倍率制。

何が変わったのか。旧来のCopilotは、Proに入れば補完もチャットも実質「使い放題」に近い体感でした。ところが2026年の改定で、「プレミアムリクエスト」という単位が導入されました。これは単純なコード補完とは別枠で数える、上位モデルや高度な機能を使う要求の単位です。Proには月300回、Pro+には月1,500回が含まれ、これを超えると1リクエストあたり$0.04の従量課金になります。つまり「入口の月額は据え置きだが、その中で使える高度機能に上限がつき、超えたら払う」という形に変わりました。

さらに実務で効くのがモデルごとの消費倍率です。標準的なGPT系モデルは1リクエストで1回分を消費しますが、Opusのような上位モデルは1回で複数リクエスト分を消費します。同じ「月300回」の枠でも、軽いモデルを使えば300回近く回せますが、重いモデルばかり使うと体感でずっと早く枠が尽きます。これが、旧来の「使い放題」の感覚のままだと想定外の超過が出る理由です。

この改定を、Before/Afterで整理すると分かりやすくなります。

観点 旧モデル(〜改定前) 新モデル(2026〜)
課金の考え方 Proは実質使い放題に近い プレミアムリクエスト枠+超過従量
高度機能の上限 意識しにくい Pro月300/Pro+月1,500と明確
超過時 あまり気にしなくてよかった $0.04/リクエストの従量
モデルによる差 意識しにくい 消費倍率あり(上位モデルほど重い)
コスト予測 月額固定で読みやすい 使い方で変動、実測が必要
意外な事実:Copilotはもう「一律$10で無制限」ではない

2026年の改定で、GitHub Copilotの個人プランはリクエスト制からクレジット/従量制へ移行しました。Proの月$10という入口価格は残っていますが、その中身はプレミアムリクエスト月300回+超過$0.04/リクエストに変わり、上位モデルほど枠を速く消費する倍率制が導入されています。旧年間プランのレガシー請求が残っているケースもあり、移行途中でさらに改定される可能性があります。料金比較をするなら、月額の数字だけでなく「自分がプレミアムリクエストを月どれくらい使うか」を見積もるのが必須です。最新の枠・倍率・超過額は必ずGitHub公式ドキュメントで確認してください。

この移行の実務的な含意はシンプルです。「月額いくら」だけを見て料金比較しても、実際の支払いは読めないということ。プレミアムリクエストをほとんど使わない補完中心の人はProの月$10でほぼ完結しますが、エージェントを重く回す人はProでは超過が出て、Pro+やMaxのほうが結果的に安定する、という逆転が起こります。だからこそ、まず低いプランで1〜2か月使い、超過課金の実額を見てから最適プランに落ち着くのが、この新料金体系での賢い立ち回りになります。なお、旧年間プランからの移行組はレガシー請求が残っている場合があるため、請求内訳が想定と違うときは自分の契約が新旧どちらの体系かを確認してください。

企業導入の注意点|IP保護・監査ログ・SSO

最後に、法人でCopilotを導入するときに料金以外で必ず確認すべき点を整理します。プランの月額だけで決めると、後から「ガバナンス要件を満たせない」「意図しないコードが参照される」といった問題が出ます。ここはBusiness/Enterpriseで何がカバーされ、何を自分で設定するかを押さえる場面です。

企業導入チェック:IP保護・監査ログ・SSO/SAML・コンテンツ除外・シート管理
企業導入で確認すべき5点。IP保護、監査ログ、SSO/SAML、コンテンツ除外、シート管理。料金プラン選定と同じ重さで検討する。

IP保護(知的財産の保護) は、生成コードの権利や、公開コードとの重複に対する取り扱いの話です。企業利用では「Copilotが提案したコードをそのまま使って問題ないか」がしばしば論点になります。GitHubは法人プラン向けにこうした保護の枠組みを用意していますが、適用条件や対象範囲はプランと設定に依存します。導入前に、自社の利用ポリシーと照らして、どこまでカバーされるかを公式ドキュメントで確認するのが必須です。

監査ログ は、「誰がいつCopilotをどう使ったか」を記録・追跡する機能です。統制の効いた組織では、AIツールの利用状況を監査可能にしておくことがコンプライアンス上ほぼ必須になります。監査ログはPro+(個人上位)やBusiness/Enterprise(法人)で利用でき、セキュリティチームやIT部門が利用実態を把握する土台になります。導入審査を通すうえで、この機能の有無は料金と同じくらい重要な判断材料です。

SSO/SAML(シングルサインオン) は、既存のIDプロバイダ(Okta、Entra IDなど)と連携して認証を一元化する仕組みです。従業員の入退社に合わせたアクセス権の付与・剥奪を、個別ではなく組織のID基盤で一括管理できます。法人プランではSSO/SAMLに対応しており、大規模組織ほどこの一元管理が運用コストと安全性の両面で効いてきます。

コンテンツ除外 は、特定のファイルやパス(機密設定、鍵、社外秘のコード等)をCopilotの参照対象から外す設定です。「AIに読ませたくないもの」を明示的に除外できるかは、企業導入の可否を分ける要件になりがちです。Business/Enterpriseではこの除外設定が使えるため、機密性の高いリポジトリを抱える組織でも導入の道が開けます。

シート管理 は、seat課金プランならではの運用ポイントです。BusinessもEnterpriseも1ユーザー単位の課金なので、使っていないseatを放置すると無駄なコストが積み上がります。逆に、部署単位で段階的に配る、試用期間を設けてから本配布する、といった運用でコストを最適化できます。料金プランの選定と同じ重さで、「誰に何seat配り、どう棚卸しするか」を設計しておくのが、法人導入を成功させるコツです。

これらの注意点は、次の意思決定フローで判断できます。個人か法人か、そして統制要件の重さで、入るべきプランが決まります。

flowchart TD START["Copilotを検討"] --> WHO{"個人 or チーム?"} WHO -->|"個人"| P1{"まず試す?"} P1 -->|"はい"| FREE["Free($0)"] P1 -->|"常用する"| P2{"上位モデル/大量実行?"} P2 -->|"補完中心"| PRO["Pro($10)"] P2 -->|"上位モデル多用"| PROPLUS["Pro+($39)"] P2 -->|"エージェントを重く"| MAX["Max($100)"] WHO -->|"チーム/組織"| ORG{"最新モデル優先や
大きい共有クレジットが要る?"} ORG -->|"標準の統制で十分"| BIZ["Business($19/seat)"] ORG -->|"最新優先・大規模"| ENT["Enterprise($39/seat)"] FREE --> DONE["利用開始"] PRO --> DONE PROPLUS --> DONE MAX --> DONE BIZ --> DONE ENT --> DONE

そして、Free→Pro→Pro+→Max、あるいはBusiness→Enterpriseというアップグレードの階層は、次のように整理できます。使用量やガバナンス要件が増えるほど、上の段へ移っていく構造です。

flowchart LR subgraph 個人[個人プラン] F["Free
$0"] --> PR["Pro
$10"] PR --> PP["Pro+
$39"] PP --> MX["Max
$100"] end subgraph 法人[法人プラン] BZ["Business
$19/seat"] --> EN["Enterprise
$39/seat"] end MX -.->|"チーム導入へ"| BZ

企業導入では、この5つの注意点(IP保護・監査ログ・SSO/SAML・コンテンツ除外・シート管理)を料金プランの選定と同じ重さで検討してください。特にIP保護と監査ログは「導入審査を通せるか」に直結する要件です。プランの月額差(Business $19 vs Enterprise $39)は、これらの統制機能と最新モデルへの優先度をどこまで必要とするかで正当化される、と考えると判断がぶれません。

まとめ

本記事では、github copilot 料金を2026年7月版で総まとめし、個人のFree/Pro/Pro+/Maxから法人のBusiness/Enterpriseまでを比較しました。

要点は3つです。第一に、個人はFree $0/Pro $10/Pro+ $39/Max $100の4段、法人はBusiness $19/seat/Enterprise $39/seatの2段で、迷ったら個人はPro、チームはBusinessが基準線だということ。第二に、2026年にリクエスト制からクレジット制へ移行し、プレミアムリクエスト(Pro月300/Pro+月1,500・超過$0.04/req)と消費倍率が導入されたため、「月$10で使い放題」は終わっていること。第三に、Cursor(Pro $20)・Claude Code(Max $100〜)・Windsurfとは課金思想が別物で、月額だけでなく「補完中心かエージェント中心か」という自分の使い方で実コストを比べる必要があること。

賢い立ち回りは、まず低いプランで1〜2か月使い、プレミアムリクエストの超過実額を見てから最適プランへというものです。個人の使い方や導入・設定の手順は「GitHub Copilot 使い方ガイド2026」に、他社ツールとの比較は「Claude Code vs Cursor 徹底比較2026」「Windsurf レビュー」にまとめています。料金は移行途中で変動しうるため、契約前には必ずGitHub公式のプランページで最新値を確認してください。

参照ソース

Plans for GitHub Copilot(GitHub公式ドキュメント) — 個人/法人の全プランと料金・機能差の一次情報
GitHub Copilot Plans(GitHub公式・機能とプラン一覧) — Free/Pro/Pro+/Max・Business/Enterpriseの価格と対応機能
Cursor Pricing(Cursor公式) — 他社比較で用いたCursorの料金体系
Claude Pricing(Anthropic公式) — 他社比較で用いたClaude Code(Max)の料金体系