Claude Desktop とは、Claude を macOS・Windows・Linux(ベータ)で使う Anthropic 公式のデスクトップアプリです。いまのアプリには、会話の Chat、作業を任せる Cowork、Claude Code を内蔵した Code の3つのタブがあります。Web版との大きな違いは、手元で動く MCPサーバーや拡張機能をつないで、PC のファイルやアプリを扱えることです。この記事では、3つのタブ、ダウンロードと対応OS、MCP のつなぎ方、Web版との違い、つながらないときの確かめ方を順に説明します。MCPサーバーを自分で作る手順は MCPサーバーの作り方2026年完全ガイド:TypeScript・Python両対応チュートリアル にまとめています。
CHAT · COWORK · CODE3つのタブ
Claude Desktop はChat・Cowork・Codeの3つを1つのアプリで使う
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CHAT
Chat(全プラン)
いつもの会話。MCPサーバーや拡張機能で手元のファイルにもつなげる
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COWORK
Cowork(有料プラン)
隔離した仮想マシンで、つないだフォルダの中だけを使って作業を任せる
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CODE
Code(有料プラン)
Claude Code を内蔵。Node.js や CLI を入れずに開発のセッションを開ける
30秒でわかる Claude Desktop
- ・何か:Claude の公式デスクトップアプリ。Chat・Cowork・Code の3つのタブ
- ・対応OS:macOS 13 以降、Windows 10 以降、Linux(ベータ。Ubuntu・Debian)
- ・料金:アプリは無料。Free は Chat のみ、Cowork と Code は有料プラン
- ・Web版との違い:手元で動く MCPサーバーと拡張機能(.mcpb)で PC のファイルやアプリに触れられる
- ・MCP:拡張機能なら設定から入れるだけ。手で足すなら claude_desktop_config.json に書いて再起動
Claude Desktopとは何か:Chat・Cowork・Codeの3つのタブ
Claude Desktop は、ブラウザの Claude.ai と同じアカウントで使うアプリです。会話の履歴も共有されます。2026年10月時点の公式ヘルプとドキュメントによると、タブごとの役割と対象プランは次のとおりです。
| タブ | できること | 対象プラン |
|---|---|---|
| Chat | いつもの会話。MCPサーバーや拡張機能をつなぐと手元のファイルにも触れる | 全プラン |
| Cowork | 隔離した仮想マシンの中で、つないだフォルダだけを使って作業を任せる | 有料プラン |
| Code | Claude Code を内蔵。Node.js や CLI を入れずに開発のセッションを開ける | 有料プラン |
Code のタブでは、手元(Local)だけでなく、Anthropic のクラウド・SSH 先・WSL(Windows)でもセッションを動かせます。Git のリポジトリでは worktree で作業ごとに複製を分け、複数のセッションを並べられます。ほかに、Chrome 拡張機能の Claude in Chrome は Desktop の設定の「コネクタ」からも有効にできます(解説記事は下の「あわせて読みたい」)。
Claude Desktopのダウンロードと対応OS
アプリは claude.com/download から無料でダウンロードできます。
| OS | 対応する版 | 入れ方 |
|---|---|---|
| macOS | 13(Ventura)以降 | ダウンロードしたファイルを開き、アプリケーションから起動 |
| Windows | 10 以降(ARM64 は別のインストーラー) | インストーラーを実行し、スタートメニューから起動 |
| Linux(ベータ) | Ubuntu 22.04 LTS 以降、Debian 12 以降(x64・arm64) | 公式の apt リポジトリを追加して claude-desktop を入れる(.deb も配布) |
起動したら Claude のアカウントでサインインします。Linux 版はアプリ自身では更新されず、apt の更新で新しいバージョンが届きます。Linux 版では、コンピュータ操作(Computer use)と音声入力はまだ使えません。Linux で Cowork を使うには、仮想化(KVM)を有効にしたうえで、8GB 以上のメモリと約25GB の空きが要ります。
Claude DesktopでMCPサーバーをつなぐ
MCP(Model Context Protocol)は、AI アプリと外部のツールやデータをつなぐ規格です。規格そのものの説明は MCPとは?MCPサーバーの仕組み・できること・設定方法を図解 に、中で流れるメッセージは MCPの仕組み にまとめました。Claude Desktop では、手元で動く MCPサーバーを2つの方法でつなげます。
拡張機能(.mcpb)で入れる
いちばん簡単なのは拡張機能です。MCPサーバー本体と必要な部品を1つのファイル(.mcpb、旧 .dxt)にまとめたもので、設定の「拡張機能」から一覧を見て入れられます。手元のファイルを入れるときは、.mcpb をアプリのウィンドウにドラッグするか、「拡張機能」の詳細設定にある「Install Extension…」から選びます。Node.js 製の拡張機能は、アプリに同梱された Node.js で動きます。
設定ファイルに書く
拡張機能が無いサーバーは、設定ファイルに書きます。
ADD A LOCAL MCP SERVERMCPのつなぎ方
手元の MCPサーバーは設定ファイルに書いて再起動
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設定を開く
Claude メニュー → 設定 → 開発者
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Edit Config
claude_desktop_config.json が開く
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mcpServers に書く
起動コマンドと許可するフォルダ
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完全に終了して再起動
入力欄のツール一覧で確認
- Claude メニュー(ウィンドウの中ではなくメニューバー)から設定を開き、「開発者」で「Edit Config」を押す
- 開いた
claude_desktop_config.jsonのmcpServersに、起動コマンドを書く - アプリを完全に終了してから起動し直し、入力欄のツール一覧に出るかを確かめる
設定ファイルの場所は、macOS が ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json、Windows が %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json です。公式のファイルシステムサーバーで、デスクトップとダウンロードのフォルダだけを許可する例は次のとおりです(username は自分の名前に置き換えます)。
{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/username/Desktop", "/Users/username/Downloads"]
}
}
}
サーバーはあなたのユーザー権限で動き、許可したフォルダの中なら読み書きできます。OS全体やホームフォルダ全体を渡さず、Claude に触れられて困らないフォルダだけを並べてください。ファイルを作る・変えるといった操作の前には、Claude が承認を求めます。Web ページやメールを読むサーバーをつなぐときは、内容に紛れた指示で Claude が動かされる危険(間接プロンプトインジェクション)にも気をつけます。
Claude DesktopとWeb版(Claude.ai)の違い
DESKTOP VS WEBWeb版との違い
違いは手元のPCに触れられるか
Claude Desktop
macOS・Windows・Linux(ベータ)
- 手元で動く MCPサーバー・拡張機能(.mcpb)
- Cowork と Code のタブ
- クイック入力などの OS との連携
Claude.ai(Web版)
ブラウザがあればどこでも
- リモートのコネクタ(Notion・GitHub など)は使える
- 手元のファイルはアップロードで渡す
- 同じアカウント・同じ会話履歴
| 観点 | Claude Desktop | Claude.ai(Web版) |
|---|---|---|
| 手元で動く MCPサーバー・拡張機能 | 使える | 使えない |
| リモートのコネクタ(Notion・GitHub など) | 使える | 使える |
| 手元のファイル | MCP 経由で直接扱える | アップロードして渡す |
| Cowork・Code のタブ | ある | 無い(Claude Code は別に CLI やクラウドで使う) |
| 対応環境 | macOS・Windows・Linux(ベータ) | ブラウザがあればどこでも |
分かれ目は「手元の PC の何かに触りたいか」です。手元のファイルや社内のローカルのデータベースを扱うなら Desktop、クラウドのサービスだけで足りるなら Web版でも十分です。開発が中心なら、Code のタブか、ターミナルの Claude Code が向きます。Claude Code の設定と使い方は「Claude Code 2026年版の実装手引き」の記事(下の「あわせて読みたい」)にまとめています。
Claude DesktopでMCPがつながらないとき
次の順で確かめます。
- アプリを完全に終了して起動し直す(ウィンドウを閉じるだけでは設定を読み直さない)
claude_desktop_config.jsonの JSON の書き方(カンマや括弧の閉じ忘れ)と、パスが絶対パスで実在するかを見る- Windows のストア版(MSIX)では、「Edit Config」で開くファイルと、アプリが読むファイル(
%LOCALAPPDATA%\Packages\Claude_…配下)が食い違うことが報告されている。サーバーが黙って読み込まれないときは場所を確かめる - ログを見る。macOS は
~/Library/Logs/Claudeのmcp*.log、Windows は%APPDATA%\Claude\logs - サーバーを単体で起動してみる
サーバー単体の起動は次のように試せます。
npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem ~/Desktop
エラーを出さずに待ち状態になれば、サーバーそのものは動いています(Ctrl+C で止めます)。当サイトでは同じサーバーを Claude Code から起動し、接続できることを確かめました(2026-10-18)。ここで失敗するなら、Claude Desktop より前の問題(パッケージを取得できない、パスが違うなど)です。
参照ソース
・Install Claude Desktop — Claude ヘルプセンター(2026-10-18 参照)
・Desktop application — Claude Code ドキュメント(2026-10-18 参照)
・Getting Started with Local MCP Servers on Claude Desktop — Claude ヘルプセンター
・Connect to local MCP servers — Model Context Protocol
・Claude Desktop Extensions: One-click MCP server installation — Anthropic Engineering
・Windows MSIX: “Edit Config” opens wrong claude_desktop_config.json — anthropics/claude-code Issue #26073






